カーフィルムとサングラス

最近というかここ数日くらいの話ですが、外の日差しが強いなと感じることが増えてきたように感じます。
こういうときに、やっぱり季節の存在を感じるし、同じような毎日でも少しずつ変わっているんだなというのを考えたりします。
何もしなくても汗ばむような容器になることも多いし、仕事に行く時の朝の電車を待つホームでは日差しが痛く感じることもあります。
外に出るだけでじわっと汗がにじんでくるので、ハンドタオルが手放せなくなってきました。

暑さ以外に日差しの強さも気になっています。
車を運転しているときにはかなり反射があるので、運転用にサングラスが欲しいなと思っています。
特に高速道路を使ったり長時間の運転になるときは、ずっとアスファルトの路面が続くので目の疲れもひとしおです。
市街地のように日差しを遮るような建物もないので、すごく眩しく見えるし目が疲れるます。
それが原因で集中力が途切れてしまうと、予期せぬ事故につながってしまうこともあるんじゃないかと思います。

今の段階ではなくても何とかなっていますが、やっぱり長時間の運転だとなるべく負担をかけたくありません。
昨日は運転中に目がしょぼしょぼしてしまうような感じもしたので、今のうちに対策は取っておくべきでしょう。
仕事で車を使ったりすることもあるので、だからこそ運転に必要なものは揃えておきたいものです。
小さい頃は不思議に思っていましたが、お父さんが高速に乗るときにサングラスをつける意味が今になってわかった気がします。

いつもやろうやろうと思っていても忘れてしまうので、今度の週末にでも買いに行こうかなと考えています。
サングラスもファッション性の高いものから、スポーツ向けのものまでいろいろあります。
やっぱりスポーツ用のやつの方が、遮光する効果は高いのかもしれませんが、あれは普段の生活ではあんまり使えそうにありません。
できれば普段も使えるものがいいなと思うので、妹をいっしょに連れて行って、似合いそうなものを選んでもらおうかなと思っています。

また、暑さや眩しさを軽減するためにカーフィルムも貼りたいです。

習い事から趣味へ~墨の香りの中で~

子供の習い事と言えば、ピアノ、バレエ、そろばん、スイミング、お習字・・・。
最近では英会話やダンスなど、私の幼少期とは様子も変わってきているようです。

私も幼い頃はピアノとお習字を習っていました。
大人になってからもピアノはストレス解消程度で弾き続けていますが、趣味の範囲を超えないので、人様に聞かせられるような腕ではありません。

お習字に関しては、厳しかった父に無理矢理連れて行かれたのが始まりで。
その後もイヤイヤ通っていたので、ピアノのように夢中になる事はありませんでしたし、身に付いたかと言われると・・・正直返事に困ります。自信など一欠片もありません。習い始めて5年が経った頃には、私も中学生になっていて、部活やらなんやらで忙しくなり、通う事が難しくなったことを言い訳に、やめてしまいました。

それが、二年程前。
親しくしていた方がお習字の先生で、お話ししている中で、お習字をやってみないかという流れになってしまったのです。続けられる自信も、上達したいという欲求もありませんでしたが、今更断れない・・・という感じで、週に一度通い始めました。

二年経った今、私の上達度は別として。父親に無理矢理させられていたあの頃とは向き合う姿勢が違っているのは確かです。
「こんな字を書きたい。」「ここはもう少しこうしたい。」という目的を持っていて、硯に向かう時間はとても心地良いです。今は習い事ではなく、趣味という捉え方をしているからかもしれませんね。

継続は力なり。

先生にもそう励まされ、与えられる課題をクリアする為に何枚も書きます。不思議なもので、書けば書く程、自分の中の納得出来るラインが上がって来るのです。時間の制限などもあり、仕方なく妥協した作品を提出する事もありますが、そういう時はやっぱり悔しいです。
努力した分は字の中に反映されていて、「最後にもう一枚!」と書き直した作品は、先生の評価も高かったりするのです。最後まで諦めないという事でしょうか。その結果は次の励みになって行きます。
上手く書きたい余り、作っていく字の書き方をした時は、線にその裏側の感情がそのまま出ているようで、呆気なく先生に見破られてしまいます。
大抵は「もう少し素直に書いてみて、自分の思う通りで良いから。」なんて、優しく諭されたりして・・・。
字って、本当に素直なんですね。

大人になって、趣味の一つとなったお習字ですが、入り口は子供の頃と同じ。向上心も、自分の意志さえもありませんでした。
しかし、楽しさを知った今と幼い頃の私とでは、その中身は全く別物です。
「あの頃から真面目に向き合っていれば良かった。それなら、今どれ程上達していただろう」・・・なんて仕方のない事を思ってしまったりもしますが。
その後悔も今の私を支える一つなのかもしれません。

年を重ねた分、余裕が出来、その価値に気付いた上で、自分磨きのスキルを得る事に楽しさが足されれば、夢中になれるのも当然です。
何にせよ、あんなに苦痛だった「お習字」が、まさかこんな形で「夢中になれる物」になるとは。驚きと共に私の記憶の片隅に残った強引だった父に感謝するのです。
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25歳で始めた買ったパソコンで感動

普通パソコンって今の時代10代から使っている人がほとんどですが、私の場合、親が買ってくれなかったことと、スマホで十分かなと思っていたのでそこまで興味がなかったのですが、やはり会社でパソコンは日常的に使うので、やはり家に1台はないとまずいかなと思い、10万ぐらいのパソコンを購入しました。

会社でパソコンを使っていたので少しは知識はあったのですが、会社のパソコンは誰でも使えるように全部設定などされていたので、いざ自分でパソコンの設定をしようかと思うと、まったくチンプンカンプンで、ネットで調べながらようやく普通に使えるようになりました。

これまでスマホなどでもネット通販などの買い物を一切したことがなく、ちょっと怖いというイメージだったのですが、このパソコン購入の機会に挑戦してみようと思い、頑張ってみることにしました。

通販サイトで基本的なところやクレジットの情報を記入し、いざ買い物へ。初めての買い物だったので、あんまり高くないものにしようと思い、5,000円の本棚を購入することに。

カートに入れて、購入ボタンを押して、配達日の指定をして、もう終わり。

かなりあっけなく終わりましたが、「やばい便利すぎて、何度も購入してしまいそう!」と思いました。

25歳で通販デビューだなんて誰にも言えませんが、やっと人並みになれたような気がして嬉しかったです。
今まではお店に買い物にいくことしかなかったのですが、ネットだと簡単に自分のほしいものが検索できて効率良いのにも気づきました。
アマゾンとか無いものはないのでは?というぐらいなんでもありますよね。

しかし、パソコン初心者と言ってもいいので、少しはパソコンの知識をつけないと、会社だったら男性や専門の方がやってくれるので困ることがないですが、自宅はさすがに自分で解決しないと誰も助けてくれません。
こういう時、機械に詳しい男性とかが近くにいるといいのになぁ~と思います。

パソコンをせっかく買ったので、田舎の人達とスカイプなどにも挑戦したいですね。
グーグルのストリートビューなんて、ずっとやっていて飽きないので、今まで行った場所などすぐに観れて、なんか変な感じです。
これだと休みの時は引きこもっていても、何もふじゅうしないので、どんどん出不精になりそうで心配です。
お腹が空いたら出前もパソコンからできることも知ったし、コンビニも今では配達してくれるんですね!
これだと家でも仕事出来そうなんじゃないかと考え中です。

ラッキーキャットと私の怒涛の三日間

先日、びっくりすることがありました。朝、玄関のドア分けると子猫がニャーニャーと鳴いていました。捨てられていたというより、そこに落ちているといった感じで、どうして生後間もない目も開いていないようなこんな小さな子猫がここに?と不思議でたまりませんでした。そのままにしておくと車にひかれてしまいそうだったので、とりあえず家に入れました。

お腹が空いているらしく、私の指に吸いついてくるので、少し温めた牛乳を一緒に含ませて飲ませました。
ラッキーなことに、猫を飼いたいと言っていた友人がいたので、すぐに電話をすると「今出張中だから、帰るまでの三日間頑張って世話をして!」と頼まれました。動物といえば、子供の頃金魚くらいしか飼ったことのない私は、この子を三日間どうしていいものか困りました。ネットで調べてみると、とにかく体が冷えないようにと書いてあったので、タオルを敷いた段ボール中に入れてやりました。ずっとニャーニャーと鳴いていましたが、夜になり少し落ち着いたのか、段ボールの中でスヤスヤと眠っていました。その可愛さといったら!本当に胸がキュンとしました。

しかし、そこからが私の戦いの始まりでもありました。まるで人間の赤ちゃんと同じように、2?3時間おきにミルクを欲しがって鳴くのです。私がうとうとするとニャーニャー。「これは相当肌に悪いなぁ」と思いながらも、この子の生きるために必死なんだなと思いがんばりました。
この子を見つけたのはちょうど土曜日で、私の仕事も休みだったこと、この子をこれから面倒みてくれる友達がいること。これってすごいですよね?この子はラッキーキャットだと思いました。

そして怒涛の三日間が終わり、猫好きの友達が引き取りに来てくれました。友達も一目でこの子を気にいってくれて安心しました。今、私の部屋にはあの子がいた段ボールがそのまま置いてあります。ほんの数日だったけど一緒にいられて嬉しかったです。そして今はちょっと胸が切ないです。

パソコンの買い替えでの選ぶ基準

先日、パソコンの購入で郊外に出店を中心にしている家電量販店に足を運びました。余り知識のない私に店員さんがかなり詳しく教えてくれました。

まずパソコンのメーカー選びからです。国内メーカーのものと外資系メーカーのものでまずサポートがかなり違いがあるようです。外資系メーカーのパソコンでは後から少し不具合がある気がするという曖昧な段階で点検に送ると保証がある状態でも保証範囲外の不具合や症状が確認されなかったら点検費用が数千円かかるとのことです。

一方で国内メーカー大手の富士通と東芝は同様のケースの点検で費用がかかることはほとんどなく気軽に点検に出せるようです。またNECも国内の最大手のメーカーですがこちらに関しては費用がかかることはあるようです。

パソコンの知識が少ない人間にはサポートを重視した選び方が良く知識がある人間にはそれ以外の点を重視した選び方が出来ます。

外資系のメーカーはコストパフォーマンスはよく低価格で高い性能のものが選べます。

どのメーカーからも何種類かのパソコンが発売されていて性能が高くて処理能力の高いパソコン程、いろいろな作業が出来たり長い期間快適に使っていくことが出来るようです。またスマートホンやタブレットのようにパソコンにもタッチパネルを搭載したモデルもありました。

あと国内メーカーのパソコンには年賀状を作るソフトが入っていたりパソコンを便利に使う為のソフトがはじめから入っているので初心者の人には良さそうです。またインターネットをする人にはインターネットセキュリティソフトが必要なようです。ウイルスが入ってパソコンが正常に動作しなくなったり、パソコンの情報が覗き見されたりしないようにする為です。通常だと別で何千円か払って購入してパソコンに入れるところが富士通のパソコンのほとんどのものには3年間使えるセキュリティソフトが最初から入ってて少しお得だという情報がありました。購入時期はモデルチェンジ前が安くなっていて良いということでちょうどそのタイミングだったので発売時より安く、お得に買い物する事が出来ました。

やって良かったうちの子の歯列矯正

噛み合わせって本当に大事なのですよね。小学4年生の頃のうちの子の歯並びは、親の私が見ても可哀そうなくらいのひどさでした。特に上の歯並びは波打ったように上下していました。歯並びが悪いと本人はひどい頭痛や肩こりに悩まされますし、親はとにかく歯の手入れに神経質になります。

なんとかしてあげたいと歯のクリーニングをしてもらっている歯医者さんに相談して、紹介してもらった矯正歯科に通うことにしました。

最初にレントゲンを撮って今後の治療方針を決めますが、子どもの場合永久歯が生えそろうまでの第1期と生え揃ってからの第2期に分けて治療するためかなり長期にわたります。上下の顎の骨の成長を調整するところから始まって歯列を矯正していくのですが、だいたい矯正中は器具のメンテナンスのため1ヶ月に1度は最低でも通うことになります。まとめて装置代としてお支払いする以外に、通う度に費用が発生します。

歯列が整ってブランケットが外れてからはリテーナーで歯が逆戻りしようとするのを防ぎます。うちの子は矯正を始めてからもうかれこれ7年以上になりますが、今最終段階でまだリテーナーを使っています。このリテーナーの時期は3ヶ月に一度くらい通う必要があります。

ほんとうにここまで長い長い道のりでした。メンテナンスの度に歯が動くので痛くて寝られないような時もありましたし、できるだけ長くつけておいたほうが効果的なのだけど話しにくいのでリテーナーを外したいときもあったりで、本人も相当根気の必要なことだったと思います。

でも今こうして最初の頃の歯並びを写した記録と今の記録を目の前に並べて見比べてみると、まるで別人の口元のようにきれいになっていてやって良かったことは疑う余地がありません。ここまで来るにはザクッと見積もっても100万はゆうに超えていますが、口は栄養を取り入れる窓口なので本人の健康と成長を考えるとないがしろにできません。

人と話をするときも口元がきれいですと変に相手に遠慮する必要もなくて積極的に人と関わることもできるでしょう。そうであってくれれば、もう親としては費用面での苦労のし甲斐もあったというものです。
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買取初心者でも簡単にできました。

私は二十代女性会社員です。部屋を片付けている際に以前使っていたパソコンとパソコンソフトを捨てようか迷っていたところ、家族の勧めで中古ショップへ売りに行くことにしました。早速近くのリサイクルショップへ持って行くと「このソフトは古すぎてうちでは買取できません」と言われてしまいその時は物をそのまま持って帰ってきました。

そのまましばらくの間自宅に放置していましたが、違うショップに衣類などと一緒に隣接している所に持って行く機会があったのでその時にまた持って行って貰いました。そしたらなんと、あのショップでは買い取って貰えなかったソフトがレシートで見ると一つ200円で買い取って貰えたのです。もう買い取ってもらうことはないと思っていたのでビックリしました。ショップによっては買取の基準も違うのだとわかり一度売るのをやめようと思っていたものも、引っ張り出し確認して思い切って不要なものは全て処分することにしました。

ソフトなんてあまりないと思っていましたが、意外に家族でパソコンを使っているとあるものなんですね。20本くらい不要なものがあって、そのうち5本は最新なものを買ったけど使っていない物がありました。早速以前買い取って貰えた中古ショップに持って行くと、新しいものはもちろん高くつきましたが、結構古いものも買い取ってくれて嬉しかったです。総額2000円くらいにはなりましたが、その事を友人に話したら「店によってはもっと高く買い取って貰えたかも」と言われ少しショックな面もありました。今まで私は買取などしたことなかったので「こんなもの売れない」「この家電あの時人気だったけれど今はもうダメだよな」とか一方的に思っていました。

でもちゃんと買い取ってくれて、私の行ったところだと処分もしてくれましたし買取の基準などとっても親切に説明もしてくれて初心者の私でも簡単にショップに行ってすぐに買い取ってもらえるようになりました。

今後もソフトの買取は利用しようと思いました。
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インドで出会った僧侶のおじいさん

先日バックパックを背負って一ヶ月程インドを旅行したのですが、その時の体験談です。
ガンジス川で有名なバラナシという観光地に行ったのですが、あの町の商売人達はとにかくガラの悪い若者が多く、利益の為に何人も達者な日本語で仲良くなろうとしてくるので、正直辟易していました。
旅行を楽しみに来たはずなのに日々それがストレスになってしまい、街中を避けて川沿いの広場でぼけっとしていると、一人のおじいさんが話し掛けてきました。

彼は近くに店を持つ占い師さんで、占いしませんか?と勧誘を行っていたものの、近頃全く売れないと嘆いていました。
全く興味はなかったものの、他の人々よりは随分まともそうな方で、値段も良心的だったし、なんだかついつい可哀想になってしまったので受けてみることに。
内容は全く何一つ当たっていないデタラメだったものの、話してみるとおじいさんはとてもいい人だったので、今となっては良い思い出です。次の日、またガンジス川沿いでボンヤリしていると、再びあのおじいさんが現れたのです。
その日はこの前と違い、オレンジの衣のような服を着ていました。
私は近付いていき声を掛けました。
「こんにちは、元気でしたか?あれからお客さん来ましたか?」
しかしおじいさんは不思議な事に、昨日はあれだけ達者な英語で話していたのに、今はニコニコ笑っているだけで何も返事をしません。
どうしたんだろう?英語が分からなくなっちゃったのかな?と不思議に思いながらも、おじいさんが「行こう」という仕草をしたので着いて行ってみることに。

歩いているうちにようやく気付きました。彼は昨日のおじいさんとは別人だということに。
よくよく見ると顔も全然違います。
なんで間違えたんだ私!?とすごく恥ずかしくなったのですが、おじいさんは相変わらず私の横で歩いています。
そもそもおじいさん的には「誰だこいつ?」という心境であったに違いないのです。何故一緒に歩いてくれているんだろう?というかどこに行くんだろう?

ずっと川沿いの広場を歩いて行くと、やがてサドゥー(修行僧)達が沢山座っている祠に辿り着きました。
上半身裸の人もいれば、おじいさんのようなオレンジの衣を着ている人もいます。
この時初めて、おじいさんが僧侶であることに気付きました。
サドゥーの一人がおじいさんに何か話し掛け、おじいさんも受け答えしていました。どうやら知り合いのようです。
その後もゆっくり二人で街中を何も言わずに歩いて行き、やがて私の泊まっているゲストハウスの近くに来たので、「あそこに行きます」とカタコトのヒンディー語で言ってみました。

すると何とか通じたようで、おじいさんはニコニコしながら私が見えなくなるまで手を振ってくれました。
なんとも言えない不思議な時間でした。
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相続。え?それ本当にウチのこと?

中学生の頃でした。
家系図を書いてみましょうという単元の授業がありました。
頭が良いとか悪いとか、そういう問題じゃなく、私は書けずに腕を組んで悩んでその時間を終えました。

私が育った家の祖父が亡くなった後でした。
その頃は、今ほど相続だの口座の凍結だのが厳しくなかったように思えます。
一通りのバタバタが終わって落ち着いてから母に「葬式の時にあそこに座ってたおばちゃんは、どこの誰だったの?初めて見たから誰だか解らなかったんだけど。」と、問いました。

すると、母も初めて見たから解らないと返事をしました。

父が、亡くなった祖父の名義になっていた土地や家の名義を変えようと市役所に出掛けました。
帰って来た父が「知らなかったけど、親父、バツ2だった。前の結婚で子供がいるんだと。その人が、私は相続しませんって証明書書いてくれないと手続きできないそうだよ」

そうなの?知らなかった!
存在を知らず、会った事もなくても、相続の権利があるのです。
親がしたことなので、どうやって調べたのかはわかりませんが、顔も知らない私のおばさんに当たる人の住所を調べて、手紙と書類を送り、相続放棄をして貰ったようでした。

何となく気になって「おじいちゃんのお父さんのお墓はどこにあるの?」と、聞いてみました。
そしたら、祖父母は父の養父母で、父の実の父親は戦後の混乱期にブラジルの開拓をすると移民してしまい、そのまま消息不明だそうです。
あれ?
私がした質問とはズレてるけど、それはそれで衝撃じゃない?
そう思ってしまいました。

何故、消息不明のままなのかを聞くと、「兄貴が、取り合わないから。」今回の件で解ったけど、きっと伯父は相続の難しさを知って、そのまま、解らないけどきっと生きてるって事にしてしまっているんだろうと思いました。

祖母がアルツハイマーだと宣告されました。
昼と夜が解らなくなり、私の名前も怪しくなってきましたが昔の話は割と良く覚えているようでした。
「おばあちゃん、おじいちゃんの名前は、なんだったっけ?忘れちゃったよ」と、本当はちゃんと記憶している祖父の聞いてみました。
「たろうさんはね、私が嫌ったの。私が、たろうさんを嫌いになったから、帰ってもらったの」
あれ!?
おばあちゃん?それ、おじいちゃんの名前じゃないですよ。
しかも、それって、おばあちゃんもバツあり??
祖母名義のものは僅かな年金が振り込まれる通帳だけです。
今回は、内緒のバツありが解ってしまっても、混乱はなさそうです。

中学生の頃に家系図が書けなかった理由は、「おばあちゃん」と呼んでた女の人が3人居たからでした。

久々のお出かけは両国へ行ってきました!

普段外に出るというと、仕事か飲み会くらいしかありません。しかし先日、久しぶりに昼間に遊びに出て来ました。仕事はデスクワークなので、昼間に日の光を浴びる機会がそんなに多くないので貴重なチャンスです。行ったのは、両国。

自宅からおよそ1時間くらいかかります。一緒に出かけた彼は、長時間の電車移動が苦手なので、少し嫌な顔をしていましたが、両国の江戸東京博物館に行くために頑張りました。レオナルド・ダ・ヴィンチの「糸巻きの聖母」を見るためです。

私はもともと絵画が好きで、勉強もしていたのでそういった美術館には何度か訪れています。特にルネッサンスが好きなので、今回はもうドンピシャですね。彼も絵画は好きなようで、スマホケースがゴッホ(ひまわりではない)だったこともあります。印象派が好きみたいなので、レオナルドはどうかな~と思ったのですが、一度見てみたいと言ってくれました。

そしていざ、江戸東京美術館につくと、手書きで「1時間待ち」という張り紙が・・・。チケットを購入する際に、隣のカウンターでは事前に了承を取っていましたが、私たちのところでは普通に「楽しんで~」と言ってそのままチケット渡されました。隣のカウンターの注意は、善意で行っていたんですね。まあ、レオナルドの特別展が終わるのも近かったですししょうがないですね。初日に見に行ったという友人が「ガラガラだった」と言っていたので、油断していました。もっと早くに行くべきでしたね。いざ入ってみると、「糸巻きの聖母」の前に列が作られていました。他の絵のところもかなり人が多かったのに、本当に多くの人が見に来ていたんですね。美術館にしてはかなりガヤガヤしていましたし。もちろん、せっかく見に来たので並びましたよ。しかし、他に見る絵もない通路に並ぶので、何もすることがないんですよ。

彼もずっと携帯ゲームしていましたからね。立ちながら度々意識が飛んでいたように思います。1時間待ちと書いていても、実際は40分くらいだろうと思っていたのですが、本当に1時間並びました。びっくりです。でも、さすがレオナルド。めちゃくちゃキレイでした。後ろに人が待っているので、ゆっくり見続けられないのが残念でしたね。まあ、それでも結構満足できたのですが、彼は「なんか、思ってたのと違った。ダ・ヴィンチ」と言っていました。残念でなりません。絵画って、思ってるより小さいものですからね。モナリザしかり。でも、せっかくレオナルドなら「岩窟の聖母」とかを最初に見たほうが感動したかもしれませんね。こればっかりはタイミングなので仕方ないんですけど。もうすぐルノワールが来るので、印象派ならもっと楽しんでくれるかもしれません。ちなみに、両国はご年配の方がたくさんいらっしゃいました。作者によって見に来る年代が分かれるのかなあと思っていたのですが、誘致する場所によるんですね!確かに、六本木のフェルメールはカップルだらけでした。新国立美術館は家族連れが多かった印象があります。

上野は、どんな人もいたので何とも言えませんが。そう考えると、両国のレオナルドの初日がガラガラだったのも、そこに集まるご年配の方が情報を早くキャッチする術がなかったからでしょうか?ニュースなどで取り上げられて、知る。知ってから、行くという感じかもしれませんね。逆に若者が集まるところは、情報を素早く得ていそうなので空いてるのがいつか読みにくそうです。大学生の頃は平日に行くことができたので、混雑とは無縁だったんですけどね。社会人となってからは、どこに行っても混んでいる印象があります。なんとか、快適なお出かけをしたいものです。
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