歯磨き指導を受けることも大切さ

自分ではしっかりと歯を磨いているつもりでも、実はキレイになっていないということがあります。
間違った歯磨きを行っていると、虫歯の予防にもなりませんし、歯周病になってしまう可能性があります。

定期健診で通っている歯科医院では歯磨き指導もしっかりと行ってくれます。
歯の生え方には個人差もあるので、その人に合った歯ブラシを紹介してくれますし、ブラッシングの方法に関しても教えてくれます。
歯科医院での歯磨き指導は通い始めてすぐに行うことが多いと思います。
指導を受けてすぐのころは正しい歯磨きをするように意識出来るのですが、段々その意識が薄れてしまいます。
ですから、定期的に歯磨き指導を行ってくれるのは、とても助かります。

定期健診を受けるメリットもたくさんあります。
虫歯は初期段階では自覚症状もないので、知らない間に出来てしまっていたり、痛みが生じてしまって慌てて治療を受けるということになることが多いです。
定期健診で初期虫歯を見つけてもらい、その場ですぐに治療を受けることが出来れば、虫歯による歯の痛みを感じることもありません。
何もなかったとしても、クリーニングを行ってくれるのでキレイな歯を保つことができます。

歯周病も知らない間に進行をしてしまうことが多いので、定期健診の際に対応を指導してくれればありがたいです。
歯磨きの方法1つで歯茎も守ることが出来る、ということも聞いたので忘れた頃に指導をしてもらえると助かります。
歯磨きの方法はクセも出てしまうことがあると思うので、そのクセを修正することも求められるんじゃないかなと思います。
一生自分の歯で過ごしたいのであれば、長く付き合うことが出来る歯科医院を見つけて、定期健診を受け、歯磨き指導も受けることが必要になってくると思います。
歯磨き指導まで定期的に行ってくれる歯科医院は中々ないと思うので、指導を受けるのはちょっと面倒だし億劫ではありますが、必要なことだと思います。

不謹慎かもしれないと思うのだけれど

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子宮筋腫のための手術で入院中の友達のお見舞いに行ってきました。
内臓の病気ではないので、食事制限なども一切ありませんからお見舞いにはお互いの好きなお菓子やサンドイッチなど持っていきました。

友達はすごく元気で「ずっと悩まされていた貧血とおさらばしたかと思うとすごくすっきりした」と笑っていました。
婦人科の病室は他の病室と違って不思議な明るさがありました。
幸いなことに友達と同室の人たちも年齢は様々でしたが深刻な病気ではなかったこともあるのかもしれません。

「みなさんとすっかり仲良くなっちゃって毎日女子会みたいで楽しくて」と友達は言います。
事実、たくさん持っていったお見舞いのお菓子なんかも同室の人たちもその付き添いやお見舞いの人も交えてみんなでワイワイとおしゃべりに花が咲きました。
あんまり楽しそうにおしゃべりが続くので、看護師さんが何事かと様子を見に来たくらいです。

そのうちに友人が「ちょっと不謹慎かもしれないけど、深刻な問題じゃなければこうやって入院するのも悪くないな、なんて思うのよ」と言い出しました。
考えてみると確かにそうかもしれません。
入院中は手術が終われば後は回復に努めることが第一ですから、家事をするとか家族の世話をするとかいうことはありません。
基本的に病室の中で療養していますから、気分がよければ読書をしたり手仕事をしたりといった「自分の時間」がたっぷりとあるわけです。

確かに個室ではなく大部屋入院となると同室の人との付き合いというか、同室の人に気を遣う必要もあったりしてそこが少し煩わしいかもしれません。
ただ、友人のケースのように「みんなが深刻なトラブルを抱えていない」ということだとちょっとした「お休み気分」となるのだと思います。

専業主婦の場合だって、基本的に主婦はやっぱり「年中休みがない」のです。
だから入院という本当は大変なこともありがたい休暇ということになったりするのではないかと思います。

面会時間には制限がありますから楽しくてもいつまでも居座ってはいけませんから、帰る時間になったらすぐに帰りました。
その時も不思議と「いいなあ、私もちょっとこういう機会があったらいいなあ」なんて思ったりもしたのです。
まあ何をするにつけても基本的に健康第一ですから、「入院したい」なんて本当に不謹慎な考えだと思います。

でも友人の言ったこともやっぱりわかるのです、「普通の主婦」とはいえ女性にはなかなか「自分だけの時間」は贅沢なものなのです。
頑張って外で働いてくれる夫に感謝しながらも、ちょっと家事の方法を工夫して時間の捻出をしようと決心した日でした。

親知らずが痛み出してきました

ずっと前から気になっていた親知らずが、ついにズキズキと痛み出したので、意を決してなかもずの歯医者さんに行くことにしました。実はまだ行っていないのですが、その予約をとるまでのことを記しておきたいと思います。
実はこの年齢になって、親知らずを抜くのが初めてなのです。なぜかというと、私はエラが張った顔立ちのせいか、顎が大きく、そのために親知らずが生えても、それ以外の歯の邪魔をすることなく生活できていたんですよね。
今回はたまたま生え処が悪かったのか、隣の歯を押すような形になってしまって、遂に耐え切れない痛みを感じるまでになってしまったのです。
そこで、既に親知らずを抜いた経験がある会社の先輩からアドバイスを貰ったのが、ただの歯科ではなく、口腔外科も併設されているところが良いということ。
歯茎を切ったり縫ったりするわけですから、口腔外科の方が設備が整っているし、それ以外の口腔トラブルも一緒に見てもらえるそうなのです。
そう思って自分の行きつけの歯医者さんの診察券を見ると、どうやらただの歯科のよう。これでは不安なので(なにせ抜歯初心者ですから)、会社の近くの大きな病院に併設されている、歯科・口腔外科の外来に予約を入れました。
この病院、内科や整形外科にはかかったことがあるのですが、口腔外科は初めて。でも、通りかかってみただけでも、かなり混んでいる印象がありました。
そのせいか診察予約も一週間先に入れられてしまい、今は刑の執行を待つ囚人のような気持ちで、親知らずを抜く日を待っています。

歯のスキマにはご用心

先日,急に奥歯が痛くなり,何年か前に言われていた親知らずをとうとう抜くときがきたかと覚悟して,久しぶりに歯医者へ行くことにしました。


しかしそこでの診断はなんと虫歯!歯と歯の間に虫歯ができている箇所がいくつもあり,そのうちの奥のものが痛んでいたようです。歯の隙間の虫歯は,そこから横向きに歯の内側に進行していくので,掘ってみないことにはどれほどのもので,どの種類の詰め物ができるかがわからない,というのが不安でした。しかし,これまで放置していた自分が悪いのだと反省し治療に臨みました。一箇所治しては次の箇所,また一箇所治してはさらに次の箇所と,何ヶ月も闘いが続きました。

そしてやっと全ての虫歯治療が終了。次がないようにブラッシングやフロスの利用について指導を受けました。それ以後3ヶ月ごとに検診として,先の指導を受けての出来具合についてのお話を聞いて再指導を受けたり,プロの手で歯の掃除をしてもらったりしています。

虫歯の治療は随分と軽く見て放置をすることが多かったのですが,今後は日々のケアを意識するだけでなく,定期検診にも臨むことで,健康な歯を維持していかなきゃならないなと強く認識させられた経験でした。

やって良かったうちの子の歯列矯正

噛み合わせって本当に大事なのですよね。小学4年生の頃のうちの子の歯並びは、親の私が見ても可哀そうなくらいのひどさでした。特に上の歯並びは波打ったように上下していました。歯並びが悪いと本人はひどい頭痛や肩こりに悩まされますし、親はとにかく歯の手入れに神経質になります。

なんとかしてあげたいと歯のクリーニングをしてもらっている歯医者さんに相談して、紹介してもらった矯正歯科に通うことにしました。

最初にレントゲンを撮って今後の治療方針を決めますが、子どもの場合永久歯が生えそろうまでの第1期と生え揃ってからの第2期に分けて治療するためかなり長期にわたります。上下の顎の骨の成長を調整するところから始まって歯列を矯正していくのですが、だいたい矯正中は器具のメンテナンスのため1ヶ月に1度は最低でも通うことになります。まとめて装置代としてお支払いする以外に、通う度に費用が発生します。

歯列が整ってブランケットが外れてからはリテーナーで歯が逆戻りしようとするのを防ぎます。うちの子は矯正を始めてからもうかれこれ7年以上になりますが、今最終段階でまだリテーナーを使っています。このリテーナーの時期は3ヶ月に一度くらい通う必要があります。

ほんとうにここまで長い長い道のりでした。メンテナンスの度に歯が動くので痛くて寝られないような時もありましたし、できるだけ長くつけておいたほうが効果的なのだけど話しにくいのでリテーナーを外したいときもあったりで、本人も相当根気の必要なことだったと思います。

でも今こうして最初の頃の歯並びを写した記録と今の記録を目の前に並べて見比べてみると、まるで別人の口元のようにきれいになっていてやって良かったことは疑う余地がありません。ここまで来るにはザクッと見積もっても100万はゆうに超えていますが、口は栄養を取り入れる窓口なので本人の健康と成長を考えるとないがしろにできません。

人と話をするときも口元がきれいですと変に相手に遠慮する必要もなくて積極的に人と関わることもできるでしょう。そうであってくれれば、もう親としては費用面での苦労のし甲斐もあったというものです。
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